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帰り道で。

こんばんは。
今日は日本中どこも寒かったようですね。かぜ、ひかないように注意したいものです。

 仕事の帰り道、立川駅のホームに降り立ちましたら、中途半端な場所に特急電車が止まっています。
いつもなら数分前に、立川駅には止まらずに通過しているはずの電車です。
 駅の構内放送で、事故があったこと、電車がしばらく止まることなどをあわただしく伝えています。

 駅員さんがホームの前方へ走ります。東京消防庁のレスキュー隊も到着しました。

多くの人が前方に止まっている特急のほうを見ています。
人によってはホームから身を乗り出し、あるいは実際にホーム前方へ歩いていきます。
でも、私はどうしても前方へ様子を確かめにいく気持ちになれませんでした。

 事故が起きた中央線は、立川駅では上下それぞれに複線となっています。
特急が通過するホームの向かいに、通過待ちの電車が控えていました。
うまくいけば、その待機している電車1本だけでも、発車するのではないかと期待したのですが、
残念ながら特急の前方が上り本線にすでに進入しており、救助活動が終了し特急が発車するまでは
その待機している電車も動けないとのことでした。

 モノレールと私鉄を乗り継いでいつもと別ルートで帰宅するか、そのまま復旧を待つか、
あるいはいったん駅から外に出てコーヒーでも飲むか、選択を迫られましたが、
なぜか決断できずにそのままホームで復旧を待つことにしました。

 人ひとりの命がその場でなくなってしまっている(かもしれない)ことに気づき、
その場から離れてはいけないような気がしたのかもしれません。

(あとでニュースになっていないところをみると、事件性のあるものではなく、
いわゆる『人身事故』だったようですが・・・)
特急電車に身をゆだねてしまうような、そんなつらく悲しいことが、その人に起こったのだなと思うと、
こちらまで身につまされる思いがします。

 でも、やはり何があっても生きていること、生きていこうとすることが大切なのだと、感じます。
毎日の生活での何気ないことが、実はありがたいことなのだと思います。

そう思うと、『もう少しテニスが上達して試合で結果を出す』ことよりも、
『テニスができること』自体がありがたいと思うのです。
すると日ごろ考えていることと少し矛盾が起きます。
テニスができれば満足になってしまうと、結果を出そうと努力しなくなってしまいます。
努力しない言い訳にしてしまってるのかもしれませんが。

復旧直後の混雑した電車の中でそのようなことを思いながら、家路についたのでした。

この記事に対するコメント

こういうことに出くわす機会は、私にとっては少ないのですが、事件の主体者に深く同情します。
 それを見つめ、考え、その場を離れることができなかったぴーさんの心情にも、何か感じますね。何となくわかるような、、、。

 自分はそれでも幸せだ、運がいいと考えるのは、大きくとらえて考えると、失礼ながらきつく言いますと一種の傲慢や差別意識の裏返しです。

 でも、動かないでそこにいた。と言うことでぴーさんは人間としての命に対する敬虔な部分を、まだ捨てないでいる証明かも知れません。

 ぴーさんがソフトテニスに打ち込むのは、より高いところに登って「見たい」、と言う人間として自然で当然の欲求です。他と比較したりするものでなく、並立すべきものでもありません。

 そんな感想を持ちました。

 
【2007/11/20 07:57】 URL | アゴイ! #-[ 編集]

アゴイ!さん コメントありがとうございます。

 昨晩、本文を書いている途中で、文章の最後はなんとかテニスに持ち込みたい というねらいが確かにありました。
 しかし、本編の内容が内容だっただけに、
不適切だったと思います。ご指摘、ありがとうございました。

 それから、本編でストレートに書けなくてオブラートに包んだようになったので、誤解があってはいけないのですが、
今回のことは、当事者が自ら命を絶とうとしたことにより発生したと思われます。

 もしもそうでなくて、不慮の事故にまきこまれたのでしたら、書き方も変わっていました。

 なにがあったとしても、どんな絶望があったとしても、自ら命を絶つのはいけないのではないかという思いをこめたつもりです。
ですが、それも、生きていけないほどの絶望に見まわれたことがないから言えることなのですね、きっと。

 いずれにしても、少し軽率でした。
【2007/11/20 22:25】 URL | ぴー #mQop/nM.[ 編集]

ぴーさん、こんばんは。


>生きていけないほどの絶望に見まわれたことがないから言えることなのですね、きっと。

ハッとさせられました。自ら命を絶つことを『いけないこと』と言うのは簡単ですが、『ここで飛び込んだらどんなに楽になるだろう』と考えた時、周りのことは何も考えていません。私はその時思いとどまるのは周囲の事を考えて、と言うより単に『怖い』と思ったから思いとどまるのです。
私はまだまだ死ぬのは怖い。まだまだやらなければならないことがある。だから死なない。自らは。

しかし、私は果たしてその時その場に留まっているだろうか?これはぴーさんの心そのままでなのでしょうね。
【2007/11/20 23:35】 URL | クッキーの父 #-[ 編集]

うーん、意を尽くせていない私のコメントです。
 
 傲慢や差別意識と言うのは、大きくとらえて考えると、と前置きしたように、実は日常私も浅いところで、そのような意識で行ったり来たりしています。
(それでよいと思っているわけでもありません)

 まあ、「普通の人間」ですから。

 ぴーさんが、ソフトテニスに向上心か、楽しみか、と選択があるのか、ないのか。と、問われていると思ったので、それはない、他の現象(不幸と思われること)と比較すべきものでもない。

 と言いたかったのです。

 人間、与えられた、あるいは獲得した環境の中で、せいいっぱいやりたいことをやる。
 
 ただ、ちょっと頭(知性)や心の隅っこに、ぴーさんの今回のような優しさを持って生きてゆくのが、一番だと思います。

 私も、まだまだ死は怖い。

 でも、過去幾多の人間の死に様(生き様でもありますが)から、何かを得ようとする姿勢だけはあります。当然のことですけど。
【2007/11/21 08:30】 URL | アゴイ! #-[ 編集]

クッキーの父さん、コメントありがとうございます。

今日もあっという間に一日過ぎていきました。
でも、ともかく、まだまだやらなければならないことがたくさんありますね。
【2007/11/22 00:07】 URL | ぴー #mQop/nM.[ 編集]

アゴイ!さん
すみません。アゴイ!さんの書いてくださったこと、正しく解釈していた・・と思いますが、こちらがそれを的確に文字にできなかったようです。

>人間、与えられた、あるいは獲得した環境の中で、せいいっぱいやりたいことをやる。

そう、そうですね。ありがとうございます。
【2007/11/22 00:11】 URL | ぴー #mQop/nM.[ 編集]


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